南アジア スリランカ・ネパールで英語を学ぶプログラム

体験者の声

■スリランカ:松本直素様2005年5~6月ご参加

「英語学習に関していえば、これも良く耳にする言葉ですが、習慣的に日にちをあけずに学習し続けること、これに付きます。
一日4時間、週に二日は一日7時間。
これ は確かに長いです。
日によっては『疲れた~。』と思うことも確かにあります。


ですが、やはり『継続こそ力なり』です。
聞き取れなかった言葉も、それなりに聞こえてきますし、意味の解らない単語が混ざっていても、全体を通しての意味を想像して理解することが出来るようになってきます。
本を読むのも同様です。
知らない単語でも、おおよその意味を想像することができる確立があがってきます。


グループレッスンはありますが、ほとんどのレッスンが個人レッスンであることも、このプログラムの特徴です。
大抵の海外留学は、ホームステイしたとしても、授業の多くは学校で他の生徒と合同で行われるため、生徒同士は、日本語を使用してしまうことが多いようです。
その点、このプログラムでは、他の日本人に接する機会が少ないので、英語学習の上では効率的であると言えます。


現地の人は、主に母国語であるシンハラ語を話しますが、彼らは義務教育で5歳から英語を習うため、多くの人が第二言語として英語を話すことができます。

日本人は読めて書けても、聞けない話せない、だから外国人が寄ってくるのが怖い、という方が多いと思います。
ですが、毎日、強制的に英語を使うことで、少しずつ聞けて話せるようになります。


何より通じないことに慣れ、聞き返すことが怖くなくなります。
これはとても大切なことだと思います。
日本語でも聞き返すこと、相手の言うことを理解しようとする努力から、会話が成り立ちます。
母国語でも決して全ての言葉を知っている訳ではありません。
会話は言葉の探りあいです。


もうひとつ、スリランカって英語が第一言語じゃないから、訛っていたり変な英語をしゃべったりしないか?とい不安を持つ方も多いと思います。
ごもっともです。
ですが、経験から言うと、英語圏の人たちも含めて、全ての国の人たちが訛っています。
スリランカの人は、かえって綺麗な英語を話す人が多いようにも感じます。


どの国にも綺麗な英語を話す人もいれば、良く聞き取れない言葉を話す人もいます。
スリランカも同様です。
先生の中にも、綺麗なブリティッシュ・イングリッシュを話す先生もいれば、訛っていて始めは良く聞き取れない先生もいます。


数日付き合えば、どんな英語でも少しずつ聞き取れるようになりますが、どうしても他の先生が良いという場合でも、このプログラムでは親切に対応していただけるので大丈夫です。
他の先生の英語も聞いてみたい、そんなときにも対応していただけるので、長く滞在される方は、時々先生を変えてみるのも良いかもしれません。


私は一ヶ月半の滞在でした。ショートのステイでも日本にいるよりはかなり効果的だと思いますが、もし3ヶ月滞在できれば、だいぶ理解できるようになると思います。


また、物価の面でも、滞在しやすいと思います。
日々の生活では、ほとんどお金を必要としません。
バナナは一房で15ルピーほど。
(2005年現在1Rs=0.9円ほど)水も1.5リットルのペットボトルが40Rsほどで売っています


品物によって割安感は大分異なりますが、町で少しご飯を食べたいという程度であれば、大抵の場合100~400Rsも出せば、十分です。
不足する日用品を買う、ときどき外でお茶を飲む、それだけなら、2000~3000Rs/月もあれば十分ではないでしょうか。
こんな物価の安さもスリランカの魅力の一つだと思います。



もうひとつ、他国へステイする場合に、心配になる大きな要因のひとつに食べ物のことがあります。
スリランカは毎日、カレーを食べます。
そう聞くと、毎日、同じものを食べていたら飽きるに違いない、と思う方も多いと思います。
結論から言うと、スリランカ以外の国へ行って日本料理が食べたくなる度合いとそれほど変わりはありません。
毎日、カレーだからと言ってすぐに飽きてしまえるようなものではありません。


あえて言えば、カレー料理=スリランカ料理、という感じです。
毎日、日本料理を食べるからと言って、別に、毎日、すしを食べ続けているわけでは無い、そんな感じです。
全ての料理がスパイシーですが、食べられないほど辛い、という料理には結局、一度も出会いませんでした。


私の場合、一ヶ月を超えるあたりから、少し日本料理が恋しくなりましたが、結局、最後までスリランカ料理で通しました。
もっともどうしても日本料理や中国料理、他のものが食べたい!という方はコロンボまで行けば、大抵のものがありますので、ご心配には及びません。


とはいえ、他国での滞在ですから、習慣の違いによる戸惑いも無い訳ではありません。
どこの国に行ってもそうですが、それぞれの国によって“常識”が違います。
戸惑いはあって当たり前です。
幾つか例をあげます。


1.スリランカは仏教国であるということ。

国民の多くが仏教徒であり、習慣の多くは仏教的な考え方によるものです。
仏教がインドから伝わった日、など仏教に関係する日は、休日となり、国をあげてお祭りをします。
また、その教えから、生き物を殺さない、いじめない、という考え方も深く根付いていて、家庭によっては、日本では害虫である蚊や蟻などが家にいても退治しないという考え方を持っている家もあります。


2.トイレのこと。

こちらでは、基本的にトイレで紙を使用しません。
トイレにはお尻を洗うためのノズルがあって、皆、これを使用します。
町のレストランや観光地でも、紙の無い所が多いので、どうしても、紙が必要、という方は、外出する場合には、紙を所持していくことをお勧めします。


3.ちょっとデンジャラスな車の運転。

アジアの他の国でも、そうですが、スリランカでも、皆、車を運転する際、少しでも前に行きたい!と常に思っています。
ですから、いつでもどこでも、抜きつ抜かれつして走ります。
ですが、こちらの人は、その運転マナーに慣れていることと、やはり日本に比べれば車の数も少ないことなどから、事故を見ることはほとんどありません。
ただ、日本のように遅い車がいてちょっと嫌でも、その後ろに並んで走るという気持ちは全く無いので、始めは少しびびります。



全体を通してみれば、このプログラムはとても良いプログラムであったと感じています。
英語学習はもちろんのこと、観光の手配や、それ以外の身の回りのこと(ちょっとスーパーまで行きたい、両替したい、お寺を見に行って見たい、お祭りを見に行きたいなど)についても気軽に、サーンタさんが付き合ってくれます。
ちょっとシャイな方ですが、目の奥を覗けば、その人柄の良さが見て取れます(笑うとちょっと可愛いです)。


私の場合、コンピュータを持って行って、自分で接続をしていましたが、週二回行くオフィスでも、コンピュータを使わせてくれるので、メールのチェックなどもできます。
日本のBeインターナショナルに連絡すると、かなり機敏に対応していただけるので、言葉に不安のある方でも『日常の不安などに関して伝えられないのではないか?』という心配はほとんど要りません。
どなたでも、きっと、楽しい、そして有意義なスリランカ生活を送れると思います。」


資料のご請求・お問い合わせはこちら

お気軽にお問い合わせください!

UP▲